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情報

エイメス

エイメス VA

中国語: Wang YaXin
日本語: 佐藤聡美
韓国語: Kim Ha Ru
英語: Cara Theobold

エイメス のフォルテ調査報告

共鳴力

遥かなる航海の星明かり

共鳴評価報告

スペーストレック・コレクティブより取得:スタートーチ学園 学生ファイル』 『共鳴能力検査報告書 RA2362-G』 氏名:エイメス 適格者資質の有無:あり 共鳴能力概要:被検者のラベル曲線は平穏な上昇傾向を示し、最終的に安定した波形を見せたため、自然型共鳴者と認定する。音痕は胸部に位置する。 入学前に提出された個人ファイルおよび本人の自己申告に基づき、対象は▇▇▂▇▋▌▏▉█……残念だけど、この報告書はもう参考にならないよ。だってこれ、「生前」の記録だもんね~というわけで、私が補足してあげる。今の私は、すでにエクソストライダーの共鳴者になってるの。音痕も以前とは変わってるし、状態だってそこまで安定してないんだ。能力は……「エクソストライダー武装」を具現化して、それと融合すること。簡単に言えば変身よ、変身! もちろん、戦いやすいようメカスカウトには自律稼働ロジックも組み込んであって、今のところシミュレーションでの連携は悪くないかな。ビームカノンのカバー範囲も最大限に活かせるしね。それ以外にも、「デジタルゴースト」としてデータシステムの内部に侵入することもできるよ。 まあ、これは共鳴能力の一部とは呼べないかもだけど、共鳴した時の特殊な状態による……▇▉▇▇▂▇よ。 「妙だな、この学生のファイル……どうして破損しているんだ?開いても文字化けばかりだ」 「あの行方不明になった適格者か? ふむ……ルシラー学園長に報告しておこう」

オーバークロック診断報告

被検者のサンプルは楕円形の波形を示している。時間領域表示は安定しており、異常な波形は見られない。検査結果:正常 診断結果:オーバークロック臨界値は正常。安定性は高く、オーバークロックのリスクも、過去の発症歴もない。ラベル曲線は安定しており、心理カウンセリングは不要。 「エイメスの件ですが……本学年度の状態は、今のところ安定しています。しかし、引き続き彼女の精神状態を綿密に注視する必要があります。もし状況に変化があれば、直ちに介入を行ってください」 「あの子、あんなに明るく振る舞っているのに……」 「だからこそ、見守り続けるだけでいいのです。彼女がそうやって生きることを望んでいるのなら、その判断を信じましょう。我々は教師として、やるべきことをやるだけです」

エイメス の大切なアイテム&好物

ゲームのロムカセット
ゲームのロムカセット
『スペースファンタジー・カティアVI』。ソラリスのプレイヤーの間で話題沸騰となっている、名作シリーズの最新作。 没入感あふれる重厚なシナリオ、やり応えのある戦闘システム。英雄として孤独な旅を続けながら、十数人もの個性的な仲間と出会い、宇宙の大悪党たちと対決する……そんな壮大な本編もさることながら、エイメスが特に気に入っているのは、隠し要素として収録されている「あのミニゲーム」だ。本編をクリアした後、彼女はよく家族と一緒に、協力プレイを楽しんでいるという。 「ふふん、ブロックパズルのスコアランキング……やっぱり最後は、私が一位だね!」
エクソストライダーのフィギュア
エクソストライダーのフィギュア
エイメスの目を覆っていた両手が離れると、目の前には小さな箱が現れた。 傍らにいた4人の親友たちは、にこにこと笑いながら「早く開けてみて!」とせかす。そうして箱の中から出てきたのは、エクソストライダーのミニフィギュアだった。適格者である彼女たちは、小鳥のようにさえずりながら、「誕生日おめでとう」と口々に祝う。そして、エイメスが無事に「エクソストライダー」のパイロットになれるように、また本当の星空へ一緒に行けるようにと願ってくれた……エイメスは何かを言いかけたが、結局、心の奥底に秘めた「あの願い」を口にすることはなかった。 彼女はそのプレゼントを愛おしそうに撫でると、立ち上がり、満面の笑みで友人たちの輪の中へ飛び込んでいった。
紙飛行機
紙飛行機
エイメスは校舎の屋上に腰を下ろし、心地よい風を浴びていた。 これまでに、数え切れないほどの紙飛行機を折ってきた。けれど、湖畔の家で作った「最初の一つ」のことだけは、片時も忘れたことがなかった。窓の外の雪嵐とは無縁の、暖かな午後の日差し。パチパチと薪がはぜる、暖炉の音。夕食のスープが漂わせる、甘く濃厚な香り……隣では、家族が器用な手つきで、もっと遠くまで飛ぶ紙飛行機を折ってくれている。ふと顔を上げると、「あの人」が微笑みながら、完成したばかりのそれを手渡してくれた。 ……そんな温かな光景は、まどろみのような追憶の中に溶けていく。我に返れば、目の前には変わらず学園の景色が広がっていた。エイメスは微かに微笑むと、新しく折った紙飛行機を、風に乗せて空へと飛ばした。

エイメス のストーリー

雪原にて
エイメスの鼻先に落ちた雪は、ひんやりとした湿り気で、少しくすぐったい。彼女はしばらく湖を見つめていたが、結局、水遊びは諦めることにした。
少し前、彼女は苦労して湖から巨大な「フォックステイル・ケルプ」を数本引き揚げ、それを手に、氷原のスノーフラッフシールたちと戯れたことがあった。この大戦という名の遊びでは、彼女が主人公役で、スノーフラッフシールたちは悪役。もっとも、この怠惰で温厚な生き物たちは動きが遅いため、勝敗は初めから決まっているようなものだった。ただあの時は羽目を外しすぎてしまい、海草の切れ端で散らかった家を見た「あの人」は、入り口で長いこと絶句していた。
当然、エイメスはこっぴどく叱られた。
その後、叱りすぎたと反省したのか、あの人は罪滅ぼしといたずら防止策として、ゲームのロムカセットを山ほど買ってきた。この方法は効果てきめんで、テレビゲームはたちまちエイメスを虜にし、現実世界での大戦ごっこは一時的に頭から消え去った。数あるソフトの中で、彼女が一番気に入ったのは『スペースファンタジー・カティア』シリーズだった。宇宙を旅しながら世界を救う?最高じゃん!憂いを帯びた、クールで決して屈しない主人公になりたくない人なんて、いないでしょう?
エイメスがドアを開けると、あの人はソファに座って本を読んでいた。彼女は嬉しそうにその隣へ割り込み、コントローラーを掲げた。「一緒に遊んで!」――女の子の仕草で、その思いが伝わったようだ。 相手は笑って彼女の鼻先をちょんとつつくと、それを聞き入れた。
冬は長い。けれど今は暖炉の火がパチパチと燃え、すべてが暖かく穏やかだった。
ゲームをしばらく進めた後、エイメスは言った。
「今日のクエストは、ここまでにしておきましょ!それとね、マップの右側で隠し部屋を見つけたんだ!パスワードは9072。ドアを開けると『ラハイロイ・ブロック』を遊べるの。すっごく面白いんだから」
すると、あの人は尋ねた。
{Male=「どうした、エイメス?昨日はあんなに、先へ進んで世界を救いたいって急いでいたじゃないか」;Female=「どうしたの、エイメス?昨日はあんなに、先へ進んで世界を救いたいって急いでいたじゃない」}
「うん」彼女は頭を揺らし、笑って言った。
「でも、今日はそういう気分じゃないの……それに、クエストを全部終わらせちゃったら、ゲームも終わっちゃうでしょ?私はもっと長く、あなたと一緒に遊んでいたいんだもん。世界を救うのだって、休憩は必要だよね?メリハリをつけなきゃ!」
あの暖かい手が彼女の頭を撫で、どこか不思議な感慨を込めて低く呟いた。
{Male=「……エイメスの言う通りだ。俺もそうするよ」;Female=「……エイメスの言う通りだね。私もそうするよ」}
「じゃあ……今から休憩?」
「うん、今から休憩」
あの人は微笑みながら、言葉を続けた。
「まあでも……今ここにいるだけで、十分休憩になっているんだ。{Male=さあ、『ラハイロイ・ブロック』をやろう。エイメスが先攻だ」;Female=さあ、『ラハイロイ・ブロック』をやりましょ。エイメスが先攻ね」}
青春を謳歌する者たち
「ヴォイドマター逆行工学」の成績発表があった午後、エイメスと友人たちのランチタイムは、どこか重たい空気に包まれていた。
エラーラの自慢の赤髪も、今日は心なしか色あせて見える。彼女はテーブルに突っ伏して嘆いた。
「あぁもう……学食のご飯までマズく感じる……!」
その隣で、正体不明の物体が入ったボウルを真剣な顔で咀嚼していたノヴァが、淡々とツッコミを入れる。
「点数が渋かったのは確かだけど、因果関係を混同しちゃダメだよ。ここの学食は、もともとマズい」
点数に大打撃を受けたリンを、セレステが隣で優しく慰めている。一方のエイメスは、どこか上の空だった。自分好みに味を調整した特製「わくわくゼリー」をすすりながら、周囲の仲の良い適格者たちと、取り留めのない雑談を交わしている。
不意にエラーラが顔を上げ、エイメスを睨んだ。
「ちょっとエイメス!あなた、全然焦ってないじゃない!」
彼女はきょとんと瞬きをした。
「……あ、点数のこと?焦るも何も、今回みんな似たり寄ったりじゃない。サガ教授の採点が厳しすぎるのよ。みんなの実力がないわけじゃないし、平気平気」
そう言いながら、グループで一番泣き虫な少女にティッシュを差し出した。
「ほら、リンちゃん、涙拭いてー!」
それを受け取ったセレステは、他の数人と一瞬視線を交わし、静かに言った。
「エイメスは……適格者という身分に、あまり執着していないみたいね」
普段の彼女なら、きっと適当な冗談を返して、この話題をはぐらかしていただろう。だが今日は違った。「あの人」の誕生日だ。エイメスの心は遠くへと向いており、そのせいで友人たちの前で被るはずの「仮面」を、少しだけ忘れてしまっていた。
適格者……それも、ただの可能性の一つでしょ」
彼女は平坦な口調で言った。
「それより、『楽しく生きてほしい』って言ってくれた人がいるの。私も、その方がいいかなって思ってる。私の理想なんて、みんなみたいに立派じゃないし。怠け者は、少しくらい力を抜いてるのが普通でしょ?」
「本当に?」
友人たちは、彼女の目をじっと見つめて尋ねた。
エイメスはただ、ふわりと微笑んで返した。
「本当よ」
――けれど、それは真実ではない。その理想があまりにも重く、あまりにも傲慢で、そしてあまりにも荒唐無稽であるがゆえに、穏やかな言葉では口にできないだけなのだ。その想いは日ごとに膨らみ、昨日よりも確かに大きくなりながら、彼女の心の奥底に深く根を下ろしている。それでも彼女は、見て見ぬふりを続けている。なぜなら、あの言葉を受け入れたからだ。
「楽しい毎日を過ごすのが良いことだと言うなら、ずっとこのまま楽しくいさせてもらいましょう!」
彼女は、その約束を守るつもりだった。もし――
思考はそこで途切れ、エラーラに頬を思い切りつねられる。
「ふぁ、なにすふのぉ?」
エイメスは顔をしかめ、間の抜けた声で抗議した。
「心にもないことばかり言う、嘘つきさん」
友人は不満げに言った。エラーラは不満げに言うと、すぐに表情を緩めた。
「はいはい、もう聞かない。午後の図書館での復習、一緒に行く?」
「もちろ~ん」
エイメスはそう答え、笑いながら友人たちとじゃれ合い、ゆっくりとエレベーターへ向かう。彼女たちは、まだ若い。答えを急ぐ必要などないのだ。天才たちで溢れるこの学園で、彼女たちは皆、無限の可能性を秘めた未来を手にしているのだから。
見えざる者にだけ見える物
エイメスは鏡の前に歩み寄ったが、そこに彼女の姿は映らなかった。
彼女の死後、世界そのものが彼女と「ズレて」しまったのだ。
かつて適格者の仲間たちと、「人の本質とは何か」について議論したことがある。エラーラは「愛」だと語り、ノヴァは「記憶」、セレステは「自我」、リンは「信仰」だと言った。──違う、と今のエイメスは思う。人の本質は「周波数」だ。現在の彼女のあり様を前にすれば、そう理解するほかなかった。
エクソストライダーと共鳴したことで、彼女という存在の性質そのものが書き換えられてしまったのだろうか。肉体はとうにコックピットシミュレーターの中で引き裂かれ、死んでいるはずだ。それでもなお、こうして意識だけが存在している。もっとも、彼女はもう「存在の本質」といった哲学的な問いに思いを巡らせようとはしなかった。デジタルゴーストには、思考に耽るための時間が無限にあるというのに。
だがエイメスは今、それ以上に重要な真実を知ってしまった。天高く懸かるエクソストライダーのドライブに入り込んだ後、その奥深くに隠されていた「あるメッセージ」を目にしたのだ。
――そういうことだったのか、と彼女は腑に落ちた。だからこそ、このメッセージは今まで誰にも読まれなかったのだ。最初から閲覧不可能な領域に置かれ、エクソストライダーの共鳴者となった彼女にしか視認できないよう設えられていた。地下空洞全体がこの「太陽」に依存して生きている以上、ラハイロイの人々がそれに近づき、真実を知る機会などあるはずもなかった。これは、喜ぶべきことなのだろうか。メッセージの内容からすれば、彼女は自らの願いを叶える機会を得たと言える。だがそれは同時に、運命の悪戯のような冗談にも思えた。彼女が思い描いていた「叶え方」とは、あまりにもかけ離れていたからだ。
それでも──これは、今の彼女にしかできないことだった。
「私にできることがあるなら、それをやるだけ」
……そう、そうあるべきだ。エイメスは「あの人」のことを思い出し、心の中で自分を励ました。自分はもっと勇敢になれる。もっと強くなれるはずだ。もちろん、今はまだ足りない。それでも大丈夫だ。準備をする時間は、まだ残されている。その点においては、彼女はすでに運命から優遇されていると言えるのかもしれない。そう考えているうちに、彼女はふと軽く歌を口ずさみ始めた。残念なことに、「フライング・スノーフラッフ」の曲はもう更新できない。もし自分の明日を予期できていたなら、あの曲を最後まで書き上げていただろうに。
鏡には何も映っていない。だからエイメスは気づかなかった。彼女の浮かべた微笑みが、まるでクレヨンで乱暴に塗りつぶされた痕跡のように、唐突に、歪に途切れてしまっていることを。
恐れと憂い
辺りを包むのは、静寂。
彼女は振り返り、その「目」を見据える。ああ、そうだ。形こそ「目」に似ているが、エイメスはそれが別物だと知っていた。
ブラックホール?
おそらく人類であれば、自らの知識にある言葉でそう呼ぶのだろう。だが、すでにエクソストライダーと共鳴した彼女の知覚には、それは絶えず溢れ出し続ける、ある種の「現象」として映っていた。それに呑み込まれ、覆われたものは存在を失う。スペーストレック・コレクティブはそれを「ヴォイドマター」と呼んでいる――ならば、好きに呼べばいい。より低い次元に生きる存在にとっては、何かしらの呼び名が必要なのだから。それは、人類があの存在を「アレフ1」と名付けたのと同じ理屈だった。
エイメスは幾度となく、それと「視線」を交わしてきた。ヴォイドスペースと外部を絶えず往復する彼女にとって、それは避けては通れない遭遇であり、慣れるしかなかったのだ。
ついこの間までは、彼女も少なからず影響を受けていた。虚無、死への渇望、無意味、静寂に満ちた宇宙……アレフ1を凝視することで生じる精神汚染は、死せる彼女でさえ免れることが難しかった。だが今、飲み込まれた文明の残骸を探索し終え、あの時空を超越した巨眼を見つめ返す彼女の耳に届くのは――狂気じみた、自分自身の甲高い笑い声だけだった。
「これがあの人の……ずっと追い求めていたものなの?」
喉の奥から、重苦しい笑い声が漏れ出す。
「これが真実?……あまりにデタラメじゃない」
幼い頃に芽生えた無数の夢や理想は、その意味ごと、ここで完全に崩れ落ちた。エイメスは不意に、泥のようにまとわりつく疲労を覚える。だが、その直後には拭いきれない悲しみと憂いが、静かに心へ忍び込んできた。
あの人はどうすればいいの?あの人は、このことを知っているの?
もし知っているとしたら……あの人がこれまでどんな感情を抱いてこの世を歩んできたのか。そう思うだけで、エイメスの背筋は冷たく震えた。もし知らないのなら……彼女がこれらすべてを隠し、叩き壊し、消滅させなければならない。
彼女の心は、半分が冷たい憂いに、もう半分が燃え盛る怒りに満たされていた。生まれて初めて、彼女は「憎しみ」とは何かを知ったのだ。
彼女が作り出した紙飛行機の幻は、その手のひらの中で無惨に握りつぶされ、紙くずとなって果てしない虚空へと落ちていった。
口に出せなかった言葉
エイメスはゆっくりと階段を上り、机の前に戻った。
先ほどの夢から目覚めて以来、眠気は二度と訪れない。もっとも、今の彼女に睡眠など必要ないのだが。「夢」と呼んでいるそれも、実際には記憶データが形を変えて再生されているだけにすぎない。明日、彼女と{PlayerName}は、ついにエクソストライダーの足元へとたどり着く。そこで何が起こるのかは、誰にもわからない。だからこそ、彼女は準備をしておきたかった。
言葉は、想いに形を与えるためのものだ。今はまだ口にできない想いを、「あの人」に向けて、どこかに残しておきたい――エイメスはそう思った。
何を書けばいいのだろう。この長い年月に起きた出来事を、すべて伝えるべきだろうか。大きなことも、小さなことも。喜びも、悲しみも。どうでもいい些細な話から、世界の運命に関わる重大な事実まで、そのすべてを。……あるいは、ほんの少しだけ、相手を責めてみてもいいのかもしれない。あまりにも長い時が流れ、あまりにも長く相手が不在だったせいで、共有したい言葉は山のように積もってしまっているのだから。もし、そのどれもが違うなら、ロードムービーのような旅の記録を残そう。昔、そうしていたように。
彼女は書いては消し、消しては書き……最後に、ほんの短い一節だけを残した。
「わかっているよ。顔を上げさえすれば、あの星はきっと私を見つけてくれるって」
エイメスは部屋にある電子端末に、その言葉を残した。それは、いつか遥か未来に誰かが見つけるかもしれない――あるいは、永遠に誰の目にも触れないままかもしれない。
今の彼女には、それ以上望むものはなかった。
{PlayerName}は今、とても楽しそうに見える。それは、他の何よりも尊いことだった。できることなら、真実は永遠に隠し通してしまおう。あの人が幸せでいられるのなら、他のことなど、すべて笑って飲み込める。彼女は利己的にも生きられるし、無私にも生きられる。けれど家族を前にすれば、誰だって守る側になりたくなるものだ。エイメスとて、例外ではない。真実とは、いったい誰のためにあるのだろう。
ただあの人が自由で、楽しく生きていけるなら、それでいい。
そう考えた瞬間、エイメスは気づいてしまった。その想いが、かつて自分自身を縛りつけていた「あの願い」と、何ひとつ変わらないことに。彼女は思わず、微かに笑った。あたりは静まり返り、雪は音もなく世界に降り積もっていく。やがて溶けゆくその時まで、春の訪れを静かに待ちながら。

エイメス のボイスライン

心の声・その一
「フリート・スノーフラッフ」って名前で分かるでしょ?スノーフラッフシールから取ったの。だから、特に意味はないわ。サイトのドメイン名を決める時、適当に書いただけ。でも、あのドット絵のアザラシはかなりの自信作よ。それにファンクラブが出してる「スノーフラッフシールちゃんフィギュア」が転売さえされて、すごく値上がりしてるの!私がいない間も、グッズはずっと売れ続けてたなんて……
心の声・その二
ヴォイドストームの奥深くで、時々あの「目」と視線が合うの。虚無、死を望む強い気持ち、無意味、静まり返った宇宙……スタートーチ学園のみんなが目指す先は、そういう危険な世界。天才たちは、危険を顧みずに真意を追い求める。私も、その一員だったりして?ふふっ、本当はどうかな。まだまだ青春真っ盛り、色々考えちゃう年頃だもの。
心の声・その三
幼い頃、雷雨の日に両親はいなくなったの。それ以来、私は雷が苦手。でも、あなたは一人で夜を過ごす私に、いつも物語を語って、寝かしつけてくれたの。温かい手に包まれると、雷の音も怖くなかった。物語には色々な展開があって、どれも面白かったわ。中には危険でハラハラするものもあったけど、当時はただの作り話だと思ってた。でも、気づいたの。あれは全部、あなたが主人公の物語だってことに。あんな物語、いらないわ。だって、あなたには幸せに生きてほしいから。
心の声・その四
真相を知った時、真っ先に怒りを感じたわ。二人で暮らした時間が温かかった分だけ、あなたを苦しめる存在が許せなかった。教えてもらった剣で、斬ってしまいたくなるほどに。十数年間、ゴーストとして彷徨っただけでも私は寂しく感じた。あなたは自分の存在が埋もれてしまうくらい途方もない時間を一人で生きてきたのに、どうしてさらに孤独の道を進まなくちゃいけないのかな。
心の声・その五
ちゃんと分かってるわ。「救世主」なんて、わざわざ目指すほど立派なものじゃないことくらい。抱えきれない使命を背負うのなんて、独りよがりでしかない。けど……それでも私は、この世界を守りたいの。だって、誰か一人でも重荷を背負ってくれる人がいたら、あなたも少しは楽できるでしょ?だから私は、これからも独りよがりに、同じ道を歩いていく――あなたが望んだ明日が訪れるまで。
好きなこと
大体の趣味は、すぐに冷めちゃうの。でも、学園のみんなとは仲良しだから、サークルの手伝いにはよく行くわ。おかげで、色々な趣味に触れることができてるかな。けど、あえて言うなら……私はみんなと楽しく賑やかに何かしてる時間が好き。だって人生は、「気楽に楽しく生きる」のが一番じゃない?
悩み
昔、ある瑝瓏から来た子が諺を教えてくれたの。分かりやすく言い換えると、「死ぬこと以外かすり傷」って感じの意味よ。だから死を経験した今は、大抵の悩みがちっぽけに思えて、気にならなくなったわ。まぁ、世界の守り方と……あなたが心配で悩むことはあるけど。
好きな食べ物
スタートーチ学園には、世界中から学生が集まるでしょ?だから、入学の時期になると各地の特産品や家庭の味が入ってくるの。新学期になると、校内掲示板は新しい料理を評価する書き込みが増えるわ。ちなみに私は、流行りのご飯に飛びつくタイプよ。話題になってる食べ物は、何でも食べてみたいの。
嫌いな食べ物
嫌いな食べ物は特にないし、何でも食べられるわ!まぁ、今の私は食べなくても生きていけるようになっちゃったけど、ふふっ。
もちろん、あなたのような救世主になりたい。
伝えたいこと・その一
変身後のメカは、エクソストライダーの仕組みを参考にしながら設計したの。私はデジタルゴーストだから、自分の一部をOSにして、メカの内部にも入り込めちゃうわけ。つまり、変身後のアレは、自動で動いてるようなものって言えばいいのかな?自分の計算能力を与えておいて、必要な時に力を使えるようにしてるの。人間じゃなくなっちゃったけど、その代わりマルチスレッドになったわ。
伝えたいこと・その二
鳴式に封印を破壊されないように、コックピットでエクソストライダーと共鳴した時は、体が引きちぎれるかと思ったわ。でも、それ以上に興奮してたの。これまで私は、あなたの言葉に従って、学生として楽しい生活を送れるように頑張ってきた。けど……あの瞬間、リミッターが外れちゃったわ。やりたかったことが――世界を救うことができたから。ふふっ、おかしいでしょ?偉そうで、欲張りな夢だもの!本当に叶っちゃって、自分でも驚いたわ。
モーニエについて
モーニエ教授と出会ったのは、私を学園に連れてきたあなたが、ラハイロイを離れようとしてた頃ね。当時、あなたの後輩だった彼女は、車椅子の上でいつも何か言いたげに目を向けてた。でも、すぐに顔を伏せて、手元の資料に視線を落としてたの。だから言ったでしょ。誰にでも向ける優しさは罪になる、って。
リューク・ヘルセンについて
リューク先生は優しいし仕事ができるから、ほとんどの学生に好かれてるわ。でも、最初の頃は肩に力が入ってたのか、優しさは見えなかった。いつもピリピリしてたし、殺し合いが起きてもいいように構えてるというか……でも、あなたがラハイロイに連れてきたおかげで、先生は人を信じて、陽の光の暖かさを感じることができるようになったんだと思う。
ショアキーパーについて
あなたがため息をついてる夜、こっそり机に近づくと、たまにあの女性と小さな声で通信してるのが聞こえたわ。「ショアキーパー」って名前を呼んでたから、合ってるでしょ?彼女と話してる時のあなたは、いつもよりため息が少ないから、こう思ったの。その人は、あなたの心の平穏と安らぎを見守り続けてるんだろうな、って。
ツバキについて
小さい頃、ツバキお姉ちゃんと一緒に氷原でエクソスウォームを追いかけ回したことがあるの。ゲームがすごく上手だったから、また一緒に遊びたいんだけど……どうやら、療養中なのにブラックショアの人たちには内緒で、様子を見に来てたらしいわ。ただ、あなたの元気な姿を確認したら、一人で帰っちゃったみたい。昔からツバキお姉ちゃんは体が弱いから、目を離さないであげて。
エクソストライダー
デジタルゴーストになってからの十数年間、私はよく氷原に行っては、エクソストライダーを見てたわ。いつだって、雪の中にひっそり佇むエクソストライダーを。だから私も、雪を被りながら静かに眺めてた。ラハイロイの文明が生まれるよりも、ずっと前に……どうしてエクソストライダーは、自分のドライブを取り出して、地下に光を届ける決心がついたのかな?エクソストライダーだって、本当は「あの場所」から来たはず。なのに、なぜ……あんな選択をできたんだろう。
誕生日祝い
ほら見て!スノーフラッフシールちゃんの限定ケーキ!可愛いでしょ?これでまた、二人の家でお祝いできるわ。誕生日……あなたは故郷でもお祝いしてもらえてたのかな?そうだといいな。ロウソクに火はつけたし……目、つぶって!せっかくだから、お願い事しましょ。私の願いは、あなたのお願いが全部叶うこと。それと、この先の誕生日で、ずっとお祝いの歌を歌ってあげられますように。そうだ、これだけは覚えておいてほしいの。たとえ離れ離れになっても、あなたを愛して心配している家族が、ここにいることを……いつまでも、ずっと。
余暇・その一
やってみる? こうよ――ほらっ!
すごい遠くまで飛んだわ、やった!
余暇・その二
こっちよ~
余暇・その三
エクソストライダー武装:セルフチェック、開始。
エイメス:うん、調子は良さそうね。
自己紹介
私はエイメス、ラベル学部のエクソストライダー適格者よ!まぁ、それは生きてた頃の話で、今はデジタルゴーストだけど。
最初の音
もしかして、私が見えるの?
チームに編入・その一
滅びを目論む悪は、私が倒す!
チームに編入・その二
幽霊さんの登場よ~
チームに編入・その三
一緒に世界を救いましょ!
突破・その一
機体がパワーアップしたわ~
突破・その二
この力を使って、エクソストライダーラハイロイをずっと守れるようになったらいいな。
突破・その三
話の通じない相手には、力で理解してもらうしかないもの。だから、最近は新しいビームの撃ち方を研究中よ。
突破・その四
私の剣、受けてみる?あなたに教わったところから、自分なりに改良したわ。今の力、確かめさせてもらえないかな?
突破・その五
あなたと肩を並べられるくらい、強くなれてたらいいな。頼りになる背中を見ながら、守られていた頃も安心できて良かったけど、それじゃ物足りないわ。今度は私が守る番よ。
通常攻撃・1
星の雨。
通常攻撃・2
ストリング。
通常攻撃・3
輝くフレア。
通常攻撃・4
止められるかな!
通常攻撃・5
斬り刻んであげる!
通常攻撃・6
砕け散って!
通常攻撃・7
羽根よ、集まって。
通常攻撃・8
舞い降りてきたわ~
通常攻撃・9
悪を断つ。
重撃・1
境界を分かつ。
重撃・2
空間を崩す。
重撃・3
天を斬り裂く。
重撃・4
羽根よ。
重撃・5
光って!
重撃・6
歌って!
重撃・7
エクソストライダー武装:ビームカノン、アクティベート。
重撃・8
エクソストライダー武装:ブラスト。
重撃・9
エクソストライダー武装:ファイア。
重撃・10
エクソストライダー武装:リミッター、解除。
重撃・11
溶かすわ!
重撃・12
貫く!
重撃・13
滅ぼしてみせる!
空中攻撃・1
悪は打ち倒す!
空中攻撃・2
守ってみせる。
空中攻撃・3
狙いを定めたわ。
空中攻撃・4
エクソストライダー武装:ターゲット、殲滅。
空中攻撃・5
エクソストライダー武装:ターゲット、破壊。
空中攻撃・6
エクソストライダー武装:ターゲット、撃破。
共鳴スキル・1
呼び声に応えないと!
共鳴スキル・2
悪さはおしまい。
共鳴スキル・3
ゴーストの登場よ!
共鳴スキル・4
旅立ちの時間。
共鳴スキル・5
責任の在り処。
共鳴スキル・6
あなたのために。
共鳴スキル・7
エイメス:これでフィナーレ、撃って!
エクソストライダー武装:コマンド、承認。
共鳴スキル・8
エイメス:英雄譚の幕開けよ!
エクソストライダー武装:ビームカノン、ファイア。
共鳴スキル・9
エイメス:この手で世界を守る!
エクソストライダー武装:ターゲット、ロックオン。
共鳴スキル・10
おいで!
星よ、明日に道標を。
共鳴スキル・11
笑って!
炎よ、世界に爪痕を。
共鳴スキル・12
飛んで!
理よ、宇宙に風を。
共鳴スキル・13
変身するわ!
共鳴スキル・14
エクソストライダー武装:メカモード、解除。
共鳴解放・1
光の刃よ……災厄を絶って!
共鳴解放・2
魂の声で……救いの歌を!
共鳴解放・3
星の海よ……虚ろを焼いて!
共鳴解放・4
エクソストライダー武装:ブライトウィング、展開。
エイメス:星の海が、道を照らす!
共鳴解放・5
エクソストライダー武装:コンバージェンス・バラージ、ロックオン。
エイメス:今こそ、救済の時!
共鳴解放・6
エクソストライダー武装:リミッター、オフ。
エイメス:今こそ、救済の時!
共鳴解放・7
エクソストライダー武装:フレーム・ビルド、コンプリート。
共鳴解放・8
エクソストライダー武装:チャージ、完了。
変奏スキル・1
回って!
変奏スキル・2
私が出るわ。
ダメージ・1
ちょっと失敗しちゃった……
ダメージ・2
エクソストライダー武装:リキャリブレーション。
重傷・1
痛くないわ、ゴーストだもの。
重傷・2
これくらい平気よ。
重傷・3
存在が、薄くなってる……
重傷・4
エクソストライダー武装:機体、損傷。
重傷・5
エクソストライダー武装:照準システム、機能停止。
重傷・6
エクソストライダー武装:エネルギー、ロスト。
戦闘不能・1
家に、帰りたいわ……
戦闘不能・2
ゴーストは、いつか消える。
戦闘不能・3
これで、またお別れ……?
戦闘不能・4
雪は、いつか溶けてしまう。
戦闘不能・5
これが、旅の終わり……
戦闘不能・6
エクソストライダー武装:メインシステム、リブート待機。
音骸スキル・召喚・1
さあ、出てきて!
音骸スキル・召喚・2
エクソストライダー武装:プロジェクションモード。
音骸スキル・変身・1
光学迷彩よ~
音骸スキル・変身・2
エクソストライダー武装:トランスフォーム。
敵に遭遇・1
ここは私にまかせて。
敵に遭遇・2
エクソストライダー武装:ターゲット、捕捉。
滑空
変身したら、もっと速く飛べるわ。
スキャン
現実をハッキング完了。
ダッシュ・1
星の海を漂うように。
ダッシュ・2
エクソストライダー武装:ブーストモード。
ダッシュ・3
エクソストライダー武装:アセントシーケンス。
ダッシュ・4
エクソストライダー武装:ディセントシーケンス。
ダッシュ・5
エクソストライダー武装:エネルギー残量低下。
補給獲得・1
ラッキーだわ!
補給獲得・2
やっぱり、RPGといえば宝箱ね。
補給獲得・3
お小遣いゲット!
補給獲得・4
エイメスちゃんの~箱開けサービス!
補給獲得・5
潰さないように気をつけないと。
補給獲得・6
物理キーより電子キーを解除するほうが得意なの。