情報
忌炎 VA
中国語: CV:Sun Ye
日本語: CV:小野友樹
韓国語: CV:Nam Doh Hyeong
英語: CV:Alex Jordan
忌炎 のフォルテ調査報告
共鳴力
凌風逐野
共鳴評価報告
分析根拠:【周波数検査報告RA2141-G】
共鳴地は石崩れの高地の遠望の嶺。共鳴時、周囲の風は見えない力に引き寄せられ、長槍へ変化。
被検体の声痕は背中の上部にあり、共鳴後に顎の左下の皮膚が龍の鱗に変わる異常を確認、拡大の兆候なし。
被検体は非常に高い俯瞰力とリーダーシップを持ち、周波数を通じて生み出した青龍を自在に操れる。テストの結果、局勢判断の正確率は99.12%。
被検体と似た共鳴周波数検出図はまだ確認できず、共鳴源の特定は不可能。
また、ラベル曲線グラフは収束性を持っておらず、中期に急激な変化が現れるため、突然変異型の共鳴者と分析。
オーバークロック診断報告
検査結果のグラフに周期性のない方形波インパルスを確認。一定時間最高値を維持、上昇と下降速度は極めて早い、ピーク波形は2回。
超頻歴なし。
定期健康診断とメンタルヘルスをおすすめします。
忌炎 の大切なアイテム&好物
用兵の道
「将とは、智・信・仁・勇・厳なり」
全軍を率いるものとして、より大事なのは一騎当千の実力ではなく、適材適所の人材配置力と全局を見据える謀略のほうだ。忌炎の机には、いつも兵学に関する本が整然と並べられており、それらの本には彼自身の見解や対策がきちんとした字が注釈として書かれている。
瓢箪から流れる慈み
デバイスの形を模した薬箱。忌炎が軍隊に入った際に母親から贈られたものである。母親は、忌炎が戦場の殺意に芯まで染まることを心配し、これで救済者の慈みも忘れてはいけないと念を押した。忌炎はいざというときのために、これに薬を入れてある。
今州の片隅
ごく普通で、平凡な今州の昼が映った写真。陽の光が透き通った空から今州を優しく包む光景。これを見た忌炎は思わず記録した。戦士たちの犠牲により、このようなごく普通で、平凡な光景が実現できたのだ。それが戦いの意味である。
忌炎 のストーリー
砂漠に破りなし
忌炎が将軍になってすぐ、関外に過去に例のない大規模残像潮が出現した。彼はすぐそれは鳴式が異変を起こしている兆候だと推測した。
あの時、前線は激しい戦闘を終えたばかりで、疲労と負傷からまだ立ち直れていなかった。だが遠くに何かが蠢き、空には隠鴉が旋回している。蟻のような残像たちが、守備が薄い時を狙って北落野原と石崩れの高地間の関口に迫ってきたのだ。
この地が陥落すれば、後方の防衛線が危うくなることを誰もが知っていた。しかし幾度も修羅場をくぐり抜けてきた戦士たちでさえ、このような窮地に立ったことはない。ただ忌炎だけが変わらず冷静だった。
「全軍、迎撃」
「なりません!もし敗れたら、もう挽回することも叶いません。我々の後ろのは今州!ここを捨てればまだ希望があります!」
「戦いに勝算あり。背を見せれば必ず負ける。夜帰は数百年間、この関所を守り続けてきたが、死を恐れて自ら降伏したことは一度もない。皆の者、『歴史に名を残さないか』?」
戦士たちは首を横に振ってため息をついたり、或いは憤慨して場を離れた。忌炎はこれに動揺せず、冷静に監視装置の映像を分析しはじめた。そしてこの残像たちの動きと空中を旋回している隠れガラスの群れが何らかの関連性があることに気づき、即座に戦士たちを集めて陣形を整え、自らも兵を率いて出陣した。山谷の中部に位置する音波機は忌炎の指示通りに隠鴉の周波数に似た音を発した。案の定、これらの残像は偽の隠れガラスの周波数に誘い込まれ、音の発信源へ向かった。その結果、残像たちは狭い谷で完全に包囲されることとなった。同時に、北落野原に駐留していた夜帰も指示を受け、石崩れの高地からの夜帰と共に残像たちを挟撃した。砂漠の中で青い姿が戦っていた。それはまさに一騎当千、皆の前に立ち、道を拓いた。背中にある音痕が絶えず光り続けている。これは異能力を過度に使っている証拠だったが、青龍は常に夜帰の旗印として戦場に掲げられ、決して降りることはなかった。
あの時、前線は激しい戦闘を終えたばかりで、疲労と負傷からまだ立ち直れていなかった。だが遠くに何かが蠢き、空には隠鴉が旋回している。蟻のような残像たちが、守備が薄い時を狙って北落野原と石崩れの高地間の関口に迫ってきたのだ。
この地が陥落すれば、後方の防衛線が危うくなることを誰もが知っていた。しかし幾度も修羅場をくぐり抜けてきた戦士たちでさえ、このような窮地に立ったことはない。ただ忌炎だけが変わらず冷静だった。
「全軍、迎撃」
「なりません!もし敗れたら、もう挽回することも叶いません。我々の後ろのは今州!ここを捨てればまだ希望があります!」
「戦いに勝算あり。背を見せれば必ず負ける。夜帰は数百年間、この関所を守り続けてきたが、死を恐れて自ら降伏したことは一度もない。皆の者、『歴史に名を残さないか』?」
戦士たちは首を横に振ってため息をついたり、或いは憤慨して場を離れた。忌炎はこれに動揺せず、冷静に監視装置の映像を分析しはじめた。そしてこの残像たちの動きと空中を旋回している隠れガラスの群れが何らかの関連性があることに気づき、即座に戦士たちを集めて陣形を整え、自らも兵を率いて出陣した。山谷の中部に位置する音波機は忌炎の指示通りに隠鴉の周波数に似た音を発した。案の定、これらの残像は偽の隠れガラスの周波数に誘い込まれ、音の発信源へ向かった。その結果、残像たちは狭い谷で完全に包囲されることとなった。同時に、北落野原に駐留していた夜帰も指示を受け、石崩れの高地からの夜帰と共に残像たちを挟撃した。砂漠の中で青い姿が戦っていた。それはまさに一騎当千、皆の前に立ち、道を拓いた。背中にある音痕が絶えず光り続けている。これは異能力を過度に使っている証拠だったが、青龍は常に夜帰の旗印として戦場に掲げられ、決して降りることはなかった。
戦う理由
忌炎は万人に尊敬される青龍であり、勇猛無敵の戦神でもある。しかし、いつからか彼は夢を見るようになった。
夢の中では、今州全体に戦火が広がっていた。残像が戦場で亡者の周波数を飲み込み、混乱と不気味な声がその場を満たす。
火の灯りに照らされた原野の上で、長槍を持って苦戦している人がいた。長槍が空気を裂く低い鳴り声と共に、何千何万もの残像が消された。ただ、どれほど戦っても残像を完全には駆逐できない。それでも彼は殺戮を繰り返す。いつまでも、いつまでも。
気づいた時には、周囲の仲間はとっくに倒れ、彼一人だけが立っていた。そして、消えた残像が人間の姿に変わり、再び彼の周りに集まり、彼を取り囲み、飲み込んだ。
「ただのガキに、自分の命を預けるか?」
「私たちを守ると言ったのに。」
「忌炎、君は一体何のために戦っているのか?」
忌炎はその冷静さと果敢な決断力で知られている。しかし、そんな彼にもこのような問いかけから醒めてしまう夜があることを誰も知らない。
将軍である彼は、見える辺境の土地だけでなく、背後の山河と祖国も守っている。そのため彼の決定や戦略は凄まじい影響力を持つ。
だから彼はいつも眉をひそめて思考し、未来を見越して計画を立てている。いつか、彼は夢の中の問いかけに答える日が来るかもしれない。
忌炎は生者のために戦う。そして救えなかった者たちのためにも。
夢の中では、今州全体に戦火が広がっていた。残像が戦場で亡者の周波数を飲み込み、混乱と不気味な声がその場を満たす。
火の灯りに照らされた原野の上で、長槍を持って苦戦している人がいた。長槍が空気を裂く低い鳴り声と共に、何千何万もの残像が消された。ただ、どれほど戦っても残像を完全には駆逐できない。それでも彼は殺戮を繰り返す。いつまでも、いつまでも。
気づいた時には、周囲の仲間はとっくに倒れ、彼一人だけが立っていた。そして、消えた残像が人間の姿に変わり、再び彼の周りに集まり、彼を取り囲み、飲み込んだ。
「ただのガキに、自分の命を預けるか?」
「私たちを守ると言ったのに。」
「忌炎、君は一体何のために戦っているのか?」
忌炎はその冷静さと果敢な決断力で知られている。しかし、そんな彼にもこのような問いかけから醒めてしまう夜があることを誰も知らない。
将軍である彼は、見える辺境の土地だけでなく、背後の山河と祖国も守っている。そのため彼の決定や戦略は凄まじい影響力を持つ。
だから彼はいつも眉をひそめて思考し、未来を見越して計画を立てている。いつか、彼は夢の中の問いかけに答える日が来るかもしれない。
忌炎は生者のために戦う。そして救えなかった者たちのためにも。
先回り
夜帰では、奇妙なことがたくさん起こる。膝の古傷を抱える人は、季節の変わり目になると医療部から特製の軟膏が届く。誰にも古傷のことを話してないのに。
訓練に集中できない人は、数日後に家族からの連絡で、夜帰の総務部が母の医療費を寄付し、手術は成功したことを知った。
後方勤務部が予算不足で悩んでいる時、正式に報告する前に次の四半期の予算増額の通知を受けた。
どのような問題や悩みも、必要な時にすぐ解決された。
「第三小隊の隊長、稽古中左足に力が入らないようだったから、出征記録を調べたところ、以前の沼地での長時間の待機が起因しているようだ。この処方箋を医療部に渡しておけば、彼らが何とかしてくれるだろう。」
「夜帰総務部の名義で、この口座に医療費を振り込んでくれ。俺の口座からだ。」
「たしか今年の新兵の数は20%増えたよな?次の四半期の予算を適度に増やせる、後方勤務部と確認してくれ。」
彼は常に敵に厳しく、仲間に優しい。
訓練に集中できない人は、数日後に家族からの連絡で、夜帰の総務部が母の医療費を寄付し、手術は成功したことを知った。
後方勤務部が予算不足で悩んでいる時、正式に報告する前に次の四半期の予算増額の通知を受けた。
どのような問題や悩みも、必要な時にすぐ解決された。
「第三小隊の隊長、稽古中左足に力が入らないようだったから、出征記録を調べたところ、以前の沼地での長時間の待機が起因しているようだ。この処方箋を医療部に渡しておけば、彼らが何とかしてくれるだろう。」
「夜帰総務部の名義で、この口座に医療費を振り込んでくれ。俺の口座からだ。」
「たしか今年の新兵の数は20%増えたよな?次の四半期の予算を適度に増やせる、後方勤務部と確認してくれ。」
彼は常に敵に厳しく、仲間に優しい。
瓢箪の中身は?
忌炎に幼少期の思い出について尋ねると、彼が思い出すのは様々な薬の混ざった匂いや、瞳孔に映る無影灯のまばゆい光線、そして医療器具がぶつかり合う音、そして生と死の別れに満ちた廊下。医学の家系に生まれた忌炎は、10歳で母親の助手となった。彼は医術が優れているだけでなく、患者の不安な感情も察知する。彼はいつも患者を思いやるように慰めることができ、人々からは仁医と見られている。
しかし、このように卓越した医術を持つ彼であっても、数え切れないほどの命の終わりを見届けた。そして彼が最後に見送ったのは、残像潮によって重傷を負った友人の北望だった。
北望は友人であり、師でもあった。
残像潮が頻発するこの土地で、忌炎は夜帰の戦士たちの診療をしばしば行った。北望もその中の一人だ。
北望は忌炎の聡明さと鋭敏さを気に入り、夜帰の軍事活動についてよく彼に話し、軍事知識を教えた。忌炎も積極的に自分の考えや分析を北望に話した。あの時の忌炎は前線に立ったことはないが、北望の話から新たな見解を述べ、異なる観点を示した。
忌炎はわかっている。「悲鳴」という名の病はあまりにも深刻で、どんなに高度な医療手段や奇跡の治療法でも根本的な解決はできない。
手術用のメスや戦闘用の長刃も、この世界を治療するための手段に変わりない。今では、彼の腰に下げている瓢箪の形をした薬箱は、かつて彼が医者であったことを思い出させてくれる。葫蘆に入っている薬は、子供にあげるための飴だとか、戦後に飲む酒だとか、様々な噂がある。忌炎に直接尋ねると、彼は率直に「必要な時のための常備薬だ」と答えてくれる。
しかし、このように卓越した医術を持つ彼であっても、数え切れないほどの命の終わりを見届けた。そして彼が最後に見送ったのは、残像潮によって重傷を負った友人の北望だった。
北望は友人であり、師でもあった。
残像潮が頻発するこの土地で、忌炎は夜帰の戦士たちの診療をしばしば行った。北望もその中の一人だ。
北望は忌炎の聡明さと鋭敏さを気に入り、夜帰の軍事活動についてよく彼に話し、軍事知識を教えた。忌炎も積極的に自分の考えや分析を北望に話した。あの時の忌炎は前線に立ったことはないが、北望の話から新たな見解を述べ、異なる観点を示した。
忌炎はわかっている。「悲鳴」という名の病はあまりにも深刻で、どんなに高度な医療手段や奇跡の治療法でも根本的な解決はできない。
手術用のメスや戦闘用の長刃も、この世界を治療するための手段に変わりない。今では、彼の腰に下げている瓢箪の形をした薬箱は、かつて彼が医者であったことを思い出させてくれる。葫蘆に入っている薬は、子供にあげるための飴だとか、戦後に飲む酒だとか、様々な噂がある。忌炎に直接尋ねると、彼は率直に「必要な時のための常備薬だ」と答えてくれる。
臨時小隊
賑やかな夜帰の競渡会の会場で、数人が集まっていた。
「つまり、隊長が急用で抜けることになっちゃって、チームに一人足りないんだ。人数が足りなかったら、棄権するしかない。」
「このグルッポリレーのために、めちゃくちゃ準備したから。頼むよ、助けてくれ。」
「助けてください。」と皆が声を合わせた。
その中心にいる少年は、彼らの真剣な眼差しを見て、頷いた。こうして、臨時小隊は正式に結成された。
少年はメンバーの状況やリレーの順番を尋ね、戦略を再調整し、自分を最終走者とした。
元々競渡会というのは、第一次残像潮の勝利後、今州の人々の緊張した気分をほぐすために開催されたイベント。
今や、今州のお祭りになり、その中でもグルッポリレーが最も注目されている。
スタートの合図が鳴り響くと、夜帰の戦士たちはグルッポを操り、川や障害物を乗り越え突っ走った。川の両側には声援を送る観客たちで埋め尽くされている。
だが臨時小隊は第一走者と第二走者の間にバトンミスがあり、他の集団よりも遅れを取ってしまった。
「おっと、この小隊はミスを犯したみたいね。やっぱり臨時じゃチームワークが足りないかな。残念だ。」
解説者の視線はすぐに上位3つの小隊に戻った。
大歓声の中、リレーは最終段階に入った。だが誰も気づかないうちに、遅れていた臨時小隊の最終走者が迅速かつ着実に追いついていきた。
「これは...これはさっきミスをした臨時小隊!最終走者が追い越している!次のカーブが鍵だ、いや...待って、何が起きた?カーブで全ての走者を抜いた、これは!信じられない!」
少年は強い眼差しでゴールを見つめ、周りに広がる景色と声援は、無限に高まる鼓動の中に埋もれていった。もっと前へ、もっと速く。
パンという音と共に、ゴールテープが舞い、周りの音が再び耳に入ってきた。勝った!「なんと、臨時小隊が競渡会の最速記録を更新した!この若者たちに拍手を!」チームメイトたちは元気に走ってきて、最終走者を囲んだ。少年たちは重いトロフィーを手に取り、次の競渡会でも一緒に小隊を組むと約束をした。
「つまり、隊長が急用で抜けることになっちゃって、チームに一人足りないんだ。人数が足りなかったら、棄権するしかない。」
「このグルッポリレーのために、めちゃくちゃ準備したから。頼むよ、助けてくれ。」
「助けてください。」と皆が声を合わせた。
その中心にいる少年は、彼らの真剣な眼差しを見て、頷いた。こうして、臨時小隊は正式に結成された。
少年はメンバーの状況やリレーの順番を尋ね、戦略を再調整し、自分を最終走者とした。
元々競渡会というのは、第一次残像潮の勝利後、今州の人々の緊張した気分をほぐすために開催されたイベント。
今や、今州のお祭りになり、その中でもグルッポリレーが最も注目されている。
スタートの合図が鳴り響くと、夜帰の戦士たちはグルッポを操り、川や障害物を乗り越え突っ走った。川の両側には声援を送る観客たちで埋め尽くされている。
だが臨時小隊は第一走者と第二走者の間にバトンミスがあり、他の集団よりも遅れを取ってしまった。
「おっと、この小隊はミスを犯したみたいね。やっぱり臨時じゃチームワークが足りないかな。残念だ。」
解説者の視線はすぐに上位3つの小隊に戻った。
大歓声の中、リレーは最終段階に入った。だが誰も気づかないうちに、遅れていた臨時小隊の最終走者が迅速かつ着実に追いついていきた。
「これは...これはさっきミスをした臨時小隊!最終走者が追い越している!次のカーブが鍵だ、いや...待って、何が起きた?カーブで全ての走者を抜いた、これは!信じられない!」
少年は強い眼差しでゴールを見つめ、周りに広がる景色と声援は、無限に高まる鼓動の中に埋もれていった。もっと前へ、もっと速く。
パンという音と共に、ゴールテープが舞い、周りの音が再び耳に入ってきた。勝った!「なんと、臨時小隊が競渡会の最速記録を更新した!この若者たちに拍手を!」チームメイトたちは元気に走ってきて、最終走者を囲んだ。少年たちは重いトロフィーを手に取り、次の競渡会でも一緒に小隊を組むと約束をした。
忌炎 のボイスライン
心の声・その一
俺は長年城外にいるから、面白い話や遊び場には疎い。対残像の策略や眺めの良い場所なら、少しは教えられるのだが……。
心の声・その二
城内ほど賑やかではないが、城外にも独自の景色が存在する。もし暇があれば、人が疎らな場所で星空を眺めるといい。身の危険については心配ない、俺がいる。
心の声・その三
夜帰の存在に勇気づけられると口にする者は多い。だが、俺にとっての夜帰は、不安の病巣を取り除くためのメスだ。俺か?俺はそのメスを扱う者だ。
心の声・その四
多くの夜帰たちはその身の生死を俺に委ねている。だから、俺はあいつらを的確に使ってやらないといけない。俺にはその信頼に応える義務がある。だが、いつか残像が完全に消滅する日が来るだろう。俺はその日の訪れを、お前と一緒に見届けたい。
心の声・その五
鐘鳴広場の花畑は、死者を弔うために造られた。もし、俺が約束を果たせなかったら、人類が勝利するその日を見届けることが叶わなかったら……この花を植えてほしい。
好きなこと
医師は既に辞めたが、暇な時に母と医学の交流をすることがある。そういえば、この瓢箪形薬入れも、夜帰に入った年に貰った母からの贈り物だ。
悩み
ああ、たった数日離れただけで、机には埃が積もる。掃除は簡単な作業だが、続けるのはどうも難しい。
好きな食べ物
これと言って決まった材料がない、そして調理法も簡単な今州シチューは家庭料理の定番だ。俺も外で戦い続けていると、時々この味を懐かしく思う。
嫌いな食べ物
今州に金鈴子という有名な野菜がある。味は苦くて微かに渋みがあるが、解熱解毒の効果がある。幼い頃に母はよく、金鈴子の苦みは「苦労」、「人以上に苦労して、初めて人の上に立つことが出来る」と俺に言い聞かせながら、それを使った料理を作っていた。実際、それは美味いとは言い難い料理だったな。だが、もう軍の食事に慣れてしまった。それに、今は物資の入手が困難な時代だ。そういった食材であっても無駄にはできない。
夢
いつの日か、この場所で「将軍」が必要とされなくなったのなら……それは俺の願いが叶った、ということだろう。
伝えたいこと・その一
この長槍は…夜帰戦士たちの信念が込められていて、俺に勇気と力を与えてくれる。混乱を鎮め、外敵を防ぐ…それがこの長槍の意義だ。
伝えたいこと・その二
家が医師の家系で、昔は俺もそれに倣って医療に携わりたいと思っていた。だが、ある時悟った。医者にはこの世界に蔓延る病や傷を根絶させることはできない。だから、俺は夜帰に入った。それから数年経って、俺は俺なりの世を救う方法を見出す事ができたんだ。
モルトフィーについて
モルトフィーは傲慢で人の話を聞かないとよく言われるが、実際は違う。何事も率直に話した方が、気を遣った言い回しをするよりも誤解が生じにくい。彼はそれをよく理解している。
今汐について
今汐がいる「戦場」は、ある意味、城外よりも複雑なのかもしれない。規則の制定、商業における情報交流、市民の福祉、都市運営、これら全てにおいて彼女の調整と判断が必要だ。城内に戻るたびに、今州の繁栄と情熱を実感するが、全ては彼女の緻密な管理がもたらしたものなのだろう。
桃祈について
桃祈の緩い管理について俺は是非を問うつもりはないが、今州の辺境防衛を彼女に任せたことで、俺は前線に専念できるようになった。
秧秧について
流れ息から微弱な変化を感じ取るのは素晴らしい力だが、個人にできることには限界がある。その力を過度に使えば、彼女自身に悪影響をもたらすかもしれない。それだけは心配だ。
白芷について
己の人生を欺いて生きる者は多くいるが、白芷のように真理の追究のため、すべてを捧げようとする者は極めて少ない。
熾霞について
活気と情熱に満ちたあの巡尉のことか?彼女はいつも今州の子供たちの夢を、密かに守ってくれている。
アールトについて
行軍する者にとって、霧は最も恐ろしいものの一つだ。視界が制限され、状況判断を鈍らせる。だが、霧を巧みに利用できれば、これもまた新たな戦術となる。彼とは過去に協力したことがあるが、なかなか面白い男だった。
アンコについて
アールトにくっついている女の子のことか?面識はある。彼女とアールト、良い二人組だ。
誕生日祝い
この腕当ては、俺が初めて戦場に出たときに使った物。これには何度も命を救われた。それにこれには、幸運をもたらし、戦士が無事に帰還できるよう祈りが込められている。古臭い言い伝えかもしれないが、俺はその幸運をお前にも分けたいと思っている。それと、旅の常備品も用意した。どうか役立ててくれ。誕生日おめでとう。
余暇・その一
ただ勝つのみ!
余暇・その二
彼らの意志は……俺が引き継ぐ。
余暇・その三
台詞なし
自己紹介
夜帰軍の忌炎だ。民を守るのが責務。お前がここで何か困った時は、俺が全力で助けることを約束する。
最初の音
長き夜と共に歩む、それが俺の生き方だ。
チームに編入・その一
迷いがあるなら、青龍の旗印に従うといい。
チームに編入・その二
危なくなったら、俺の後ろへ。
チームに編入・その三
戦況は常に変化している、油断は禁物だ。
突破・その一
勢いが良くなったな、訓練法について詳しいのか?
突破・その二
今回は保守的にいったな。次回は、従来の常識を破るようなものを試してみようか。
突破・その三
これは奇策だな。お前の考えは独特で、俺に新しい見解をもたらしてくれる。
突破・その四
ん?これはかなり過激だな。だが、青龍もまた勢いが増したようだ。感謝する。
突破・その五
軍を率いる事は決して容易いことではない。俺も自分の決断を疑うことがあった。でも、これからはお前が傍にいてくれる。それだけで心強い。
共鳴スキル・1
戈にて穿つ!
共鳴スキル・2
局を開く!
共鳴スキル・3
これで決める!
共鳴解放・1
風に乗れ!
共鳴解放・2
恐れなし!
共鳴解放・3
止められるものか!
ダメージ・1
後退はしない。
ダメージ・2
機を待つのみ。
ダメージ・3
反撃の時だ。
重傷・1
平気だ。
重傷・2
まだ戦える。
重傷・3
この命…尽きるまで……
戦闘不能・1
勝敗は兵家の常。
戦闘不能・2
休む時か…
戦闘不能・3
長き夜を越えて…
音骸スキル・召喚
力を貸してもらう。
音骸スキル・変身
これでどうだ。
変奏スキル・1
隙あり!
変奏スキル・2
待ってたぞ!
敵に遭遇
警戒を怠るな。
滑空
情勢を見極める。
鉤縄
台詞なし
スキャン
偵察も重要だ。
ダッシュ
台詞なし
壁走り
台詞なし
補給獲得・1
補給として使おう。
補給獲得・2
来たるべき時に備えよう。
補給獲得・3
備えあれば憂いなし。