情報
灯灯 VA
中国語: CV:Jing Chen
日本語: CV:鈴木みのり
韓国語: CV:Jeong Hae Eun
英語: CV:Emily Cass
灯灯 のフォルテ調査報告
共鳴力
光輝燦然
共鳴評価報告
測定材料:【周波数スペクトル報告RA1159-G】
共鳴時間の特定に失敗。幼少期に体から光を放つことが確認された。後に光源を制御する能力も判明。
音痕は右の大腿部に位置する。共鳴発生後、体に変化は見られない。
周波数スペクトルグラフは、多数の既知光源と類似していた。共鳴能力使用時、その光を電導エナジーに変換することで、特定の物質にエネルギーを供給できる。
被検体のラベル曲線は収束する様子が見られず、特徴的な周期性を持つ。検査結果から、先天性の共鳴者と判断した。
オーバークロック診断報告
波形は楕円状、異常なし。時間領域も安定。
診断結果:オーバークロックの閾値は高い数値で安定しており、リスクは低い。
オーバークロック歴なし。
定期検診を推奨。メンタルケアの必要なし。
灯灯 の大切なアイテム&好物
ブブサインペン
ブブ物流製のサインペン。灯灯が肌身離さず持ち歩いている物。このペンで送り状にサインをしたり、旅行手帳に旅の経験を記したりしている。
旅で出会った面白くて優しい人や、味わったおいしい食べ物、野外で遭遇した奇妙な残像を……それと、同僚たちが語り合った面白い話まで、全部、ナビゲーターであるこの少女が誠実に書き留めている。
ナビゲーターの誘導棒
ブブ物流に入ったばかりの頃の灯灯は、自分の共鳴能力をまだうまく使いこなせていなかった。
そんな状態のまま仕事を始めた灯灯は、先輩からの提案で野外用の誘導棒を作った。不安も多く慌てふためく時期を彼女と共に過ごし、その後、灯灯は立派なナビゲーターになり、また頼りになる班長にもなった。
暗闇の中でも、誘導棒が放つその光が、灯灯の心をなだめてくれる。
握りキュキュ
灯灯が仲間であるキュキュの様子に倣って作ったストレス発散用の握り人形。
少女は日々の生活で、昔遭ったことのない困難にぶつかることも少なくない。自分のことだけだったらまだいいが、周りの人の悩みを解決したいとなると、一筋縄ではいかないこともある。みんなの願いや望みは、手元に届いているメールのように多く、それを一つ一つ解決するのが難しい。
灯灯は一人でいると、時々力いっぱいこの握り人形を握ることで、悩む心をほぐしている。
灯灯 のストーリー
山野記
灯灯の実家・越州には、芦が生い茂っている湖が存在する。北側が狭く、南側が広い形状は、半分にカットした梨と似ている。その湖は、夜になると月の光で水面がきらきらと輝く。
決まって夏頃は蒸し暑くなり、眠気を誘う。
ある日の夕方、窓辺の揺り椅子に座る母に抱かれた灯灯は、眠そうに外を眺めていた。葵扇で扇がれ気持ち良さそうに目を細める。そうして木の上で鳴く虫の声を聞きながら、母の懐で縮こまった。
この村は「長庄」と呼ばれているが、名の由来はとうに忘れられ、ただ名前だけがそこに存在する。
悲鳴は瑝瓏の各地に災いをもたらし、越州の山奥にあるこの村もまた、災害により通行路が塞がれてしまった。その影響で技術の進歩が停滞すると、人々は生き延びるために山の暮らしを再開する。狩りや漁、田畑の耕作をしながら、長庄の人々は日の出とともに働き、日の入りとともに休む平凡で静かな生活を営む。
灯灯が生まれたその日、部屋中が光で満たされた。生まれたての赤ん坊が放つ柔らかい光は、まるで村を照らす灯りのようだった。
村人は部屋に集まり、眠っている灯灯を不思議そうに見守る。この村には共鳴者が少なかった。特に生まれつきの共鳴者は、めったに現れない。子どもを働き手にせずとも、村の生活は回っていた。故に灯灯も、周りの子どもたちと同じように山で伸び伸び過ごせた。次第に灯灯は、森の獣が残した痕跡を発見したり、食べられる植物を見分けられるようになった。
長庄の大人たちが木陰で休んでいる時も、灯灯は友達と元気にはしゃいでいた。きらきら輝く生まれ持った灯りを見て、大人たちは灯灯のことを「お日様のようだ」と笑みを浮かべる。友達は皆、「蛍みたい」と言う。だが、当時の灯灯には、自分の灯りの意味が分からなかった。大人と狩りに出かけた時、光をうまく制御できず、獲物を驚かせ逃がしてしまう。その結果、狩りからしばらく外された灯灯は、とても悔しい思いを味わった。
芦の生い茂る湖で彼女は一人、ため息をつきながら座り込む。眩しい灯りが浮かび上がっては、また消える。灯灯は自分の力を操れるように、何度も練習を繰り返した。やがて、疲れ切った彼女はそのまま眠りに落ちてしまう。
しかし、灯灯は焦らなかった。なぜなら、長庄の暮らしは穏やかに時間が進んでいくからだ。急ぐ必要なんてない。
きらきらと光っていた水面が、再び闇に染まる。遠くから風の音や蛙の鳴き声が聞こえてきた。
決まって夏頃は蒸し暑くなり、眠気を誘う。
ある日の夕方、窓辺の揺り椅子に座る母に抱かれた灯灯は、眠そうに外を眺めていた。葵扇で扇がれ気持ち良さそうに目を細める。そうして木の上で鳴く虫の声を聞きながら、母の懐で縮こまった。
この村は「長庄」と呼ばれているが、名の由来はとうに忘れられ、ただ名前だけがそこに存在する。
悲鳴は瑝瓏の各地に災いをもたらし、越州の山奥にあるこの村もまた、災害により通行路が塞がれてしまった。その影響で技術の進歩が停滞すると、人々は生き延びるために山の暮らしを再開する。狩りや漁、田畑の耕作をしながら、長庄の人々は日の出とともに働き、日の入りとともに休む平凡で静かな生活を営む。
灯灯が生まれたその日、部屋中が光で満たされた。生まれたての赤ん坊が放つ柔らかい光は、まるで村を照らす灯りのようだった。
村人は部屋に集まり、眠っている灯灯を不思議そうに見守る。この村には共鳴者が少なかった。特に生まれつきの共鳴者は、めったに現れない。子どもを働き手にせずとも、村の生活は回っていた。故に灯灯も、周りの子どもたちと同じように山で伸び伸び過ごせた。次第に灯灯は、森の獣が残した痕跡を発見したり、食べられる植物を見分けられるようになった。
長庄の大人たちが木陰で休んでいる時も、灯灯は友達と元気にはしゃいでいた。きらきら輝く生まれ持った灯りを見て、大人たちは灯灯のことを「お日様のようだ」と笑みを浮かべる。友達は皆、「蛍みたい」と言う。だが、当時の灯灯には、自分の灯りの意味が分からなかった。大人と狩りに出かけた時、光をうまく制御できず、獲物を驚かせ逃がしてしまう。その結果、狩りからしばらく外された灯灯は、とても悔しい思いを味わった。
芦の生い茂る湖で彼女は一人、ため息をつきながら座り込む。眩しい灯りが浮かび上がっては、また消える。灯灯は自分の力を操れるように、何度も練習を繰り返した。やがて、疲れ切った彼女はそのまま眠りに落ちてしまう。
しかし、灯灯は焦らなかった。なぜなら、長庄の暮らしは穏やかに時間が進んでいくからだ。急ぐ必要なんてない。
きらきらと光っていた水面が、再び闇に染まる。遠くから風の音や蛙の鳴き声が聞こえてきた。
遠くへ
「火曜日、晴れ。今日は彩洞峰で夕日を見た!でも、章ちゃんは一緒に来てくれなかったの。もう探検したくないみたい……」
書き終えた灯灯は、黄金色の夕日に照らされたノートを閉じる。
そのノートは、誕生日に両親がくれたプレゼントだった。
昔は日記をつけていたが、今は探検メモを書いている。十歳の頃から続けてきた。どんどん早く走れるようになった灯灯は、村の小道だけでは満足できなくなった。外に飛び出して、もっと広い世界を見たい気持ちが日に日に強まる。
しかし長庄から町に繋がる道は、どこに存在するのか分からなくなっていた。
昔は道を探す人もいたが、誰も発見できなかったのだと灯灯の父は語る。生活のためには、限られた時間を有効に使う必要があったのだ。
どの季節にも、やらなければならないことがいくつもある。
灯灯も暮らしの大変さは分かっていた。しかし、日々膨らんでいく好奇心や冒険心は抑えきれなくなっていく。
長庄には、灯灯と同い年の子どもが少なくなかった。そこで、仲間を集め探検隊を結成した。皆で村中くまなく道を探してみたが、悲鳴が地形を――あるいは世界の法則そのものを変えた影響か、外に繋がる道は一向に見つからない。
それでも挫けず、無尽蔵の好奇心で探索を続けた。けれど、歳を重ねるごとに大人の仕事を手伝うことになった者、探検自体に飽きた者などが現れ、仲間は減っていく一方。この日も誰かが帰ろうと言い出し、少し探検しただけで解散になった。
灯灯はため息をつく。
でも、これくらいどうってことない。
立ち上がり両手を口元に当てると、山に向かって大きく叫んだ。木霊した声は、段々と弱まっていく。
夕焼けが空を赤く染め、夜の帳の訪れを知らせる。
灯灯は自分の頬を軽く叩き、笑顔を見せた。
新しい景色を見られただけでも、彼女にとって嬉しい出来事だった。
「……そうだ!今夜アイスを食べながら、ここで見た景色を章ちゃんに教えてあげよう!北海や明ちゃん、それと……」
灯灯は仲間の名前を順番に挙げながら、一人で山を下りていった。
書き終えた灯灯は、黄金色の夕日に照らされたノートを閉じる。
そのノートは、誕生日に両親がくれたプレゼントだった。
昔は日記をつけていたが、今は探検メモを書いている。十歳の頃から続けてきた。どんどん早く走れるようになった灯灯は、村の小道だけでは満足できなくなった。外に飛び出して、もっと広い世界を見たい気持ちが日に日に強まる。
しかし長庄から町に繋がる道は、どこに存在するのか分からなくなっていた。
昔は道を探す人もいたが、誰も発見できなかったのだと灯灯の父は語る。生活のためには、限られた時間を有効に使う必要があったのだ。
どの季節にも、やらなければならないことがいくつもある。
灯灯も暮らしの大変さは分かっていた。しかし、日々膨らんでいく好奇心や冒険心は抑えきれなくなっていく。
長庄には、灯灯と同い年の子どもが少なくなかった。そこで、仲間を集め探検隊を結成した。皆で村中くまなく道を探してみたが、悲鳴が地形を――あるいは世界の法則そのものを変えた影響か、外に繋がる道は一向に見つからない。
それでも挫けず、無尽蔵の好奇心で探索を続けた。けれど、歳を重ねるごとに大人の仕事を手伝うことになった者、探検自体に飽きた者などが現れ、仲間は減っていく一方。この日も誰かが帰ろうと言い出し、少し探検しただけで解散になった。
灯灯はため息をつく。
でも、これくらいどうってことない。
立ち上がり両手を口元に当てると、山に向かって大きく叫んだ。木霊した声は、段々と弱まっていく。
夕焼けが空を赤く染め、夜の帳の訪れを知らせる。
灯灯は自分の頬を軽く叩き、笑顔を見せた。
新しい景色を見られただけでも、彼女にとって嬉しい出来事だった。
「……そうだ!今夜アイスを食べながら、ここで見た景色を章ちゃんに教えてあげよう!北海や明ちゃん、それと……」
灯灯は仲間の名前を順番に挙げながら、一人で山を下りていった。
華やかな町で
「良かった、目が覚めたみたいだね」
彼女は目を開けると、美味しそうな水を見た瞬間、本能的に手を伸ばし勢いよく飲み始めた。
「むせちゃうよ、もっとゆっくり……」と、心配される。
水を飲み終えた灯灯は、ようやく自分を助けてくれた人たちの顔を見る。
彼女たち三人は、似たような服を着ていた。
リーダーと思しき女性が灯灯を支えながら、笑顔で話しかけてくる。「近くの村に住んでるの?このエリアには村なんて存在しないって、同僚から聞いたんだけど……帰ったらマップをアップデートしてもらわなくちゃ」
「助けてくれてありがとう。あ、あなたたちは……外の人?」いくら考えを巡らしても、灯灯は適切な表現が浮かばなかった。山の中だけが、彼女の知る世界だからだ。
不思議に思った三人がどう反応するか考えている間に、灯灯は彼女たちの持っている装備に、初めて見る印があることに気づく。
それは笠を被って可愛く笑う、まん丸なハムスターだった。
灯灯は支えてもらいながら立ち上がる。
「私たちは、ブブ物流だよ」
「はい、これでバッチリだね」澄霄が櫛を下ろし、灯灯の肩を笑顔で叩いた。
灯灯は鏡に映る自分の姿を見て驚く。まるで、知らない誰かを見ているような気がしたからだ。
物流チームの班長を務めている澄霄は、灯灯を助けてから町に連れて行ってくれた。話し上手で器用な彼女に習いながら、灯灯はブブ物流で過ごしている。
鏡に映る灯灯は髪を可愛く結い上げ、ブブ物流の制服に身を包んでいた。もうすっかり、都市部で過ごす人たちと変わらない。
「よく似合ってるね」灯灯は恥ずかしがりながら頭をかき、「……ありがとう、澄霄さん」とお礼を言う。
「どういたしまして。私は先に資料を届けてくるから、また食堂で会おうね」
「はい!」
寮は再び静かになった。灯灯は鏡の自分をしばらく見つめてから、力強く頬を叩いた。
ブブ物流の新人試験をパスしたばかりの灯灯は、まだまだこの町に馴染む努力をしている段階だ。
静かな長庄と違い、ここは賑やかだった。どこに行っても人の声が聞こえてくる。深夜になっても灯りがついている。至る所に壁やドア、通行止めの道がある。村では自由に走れたが、ここでは気をつけなくてはならなくなった。賑やかさを感じる一方、窮屈にも感じる。
「ふぅ……大丈夫、少しずつ慣れていこう」
そう呟くと、灯灯は笠を手にドアを押し開けた。
彼女は目を開けると、美味しそうな水を見た瞬間、本能的に手を伸ばし勢いよく飲み始めた。
「むせちゃうよ、もっとゆっくり……」と、心配される。
水を飲み終えた灯灯は、ようやく自分を助けてくれた人たちの顔を見る。
彼女たち三人は、似たような服を着ていた。
リーダーと思しき女性が灯灯を支えながら、笑顔で話しかけてくる。「近くの村に住んでるの?このエリアには村なんて存在しないって、同僚から聞いたんだけど……帰ったらマップをアップデートしてもらわなくちゃ」
「助けてくれてありがとう。あ、あなたたちは……外の人?」いくら考えを巡らしても、灯灯は適切な表現が浮かばなかった。山の中だけが、彼女の知る世界だからだ。
不思議に思った三人がどう反応するか考えている間に、灯灯は彼女たちの持っている装備に、初めて見る印があることに気づく。
それは笠を被って可愛く笑う、まん丸なハムスターだった。
灯灯は支えてもらいながら立ち上がる。
「私たちは、ブブ物流だよ」
「はい、これでバッチリだね」澄霄が櫛を下ろし、灯灯の肩を笑顔で叩いた。
灯灯は鏡に映る自分の姿を見て驚く。まるで、知らない誰かを見ているような気がしたからだ。
物流チームの班長を務めている澄霄は、灯灯を助けてから町に連れて行ってくれた。話し上手で器用な彼女に習いながら、灯灯はブブ物流で過ごしている。
鏡に映る灯灯は髪を可愛く結い上げ、ブブ物流の制服に身を包んでいた。もうすっかり、都市部で過ごす人たちと変わらない。
「よく似合ってるね」灯灯は恥ずかしがりながら頭をかき、「……ありがとう、澄霄さん」とお礼を言う。
「どういたしまして。私は先に資料を届けてくるから、また食堂で会おうね」
「はい!」
寮は再び静かになった。灯灯は鏡の自分をしばらく見つめてから、力強く頬を叩いた。
ブブ物流の新人試験をパスしたばかりの灯灯は、まだまだこの町に馴染む努力をしている段階だ。
静かな長庄と違い、ここは賑やかだった。どこに行っても人の声が聞こえてくる。深夜になっても灯りがついている。至る所に壁やドア、通行止めの道がある。村では自由に走れたが、ここでは気をつけなくてはならなくなった。賑やかさを感じる一方、窮屈にも感じる。
「ふぅ……大丈夫、少しずつ慣れていこう」
そう呟くと、灯灯は笠を手にドアを押し開けた。
千山万水
「キュキュ、めまいが……」
ベッドに座りながら、灯灯は窓越しに海を眺めていた。波が船を沈める勢いで押し寄せてくる。
彼女はハムスターのぬいぐるみを抱きしめ、目を閉じながら船が無事に着くよう願う。
数日後、ウミネコの鳴き声とともに港が見えてきた。
いても立ってもいられず、灯灯はすぐに船を降りた。そして、同じく船酔いをしていた二人に声をかける。「塘塘、扶磊、大丈夫?」
若い二人は弱々しく頷く。灯灯は髪をかきあげながら、二人を近くのベンチまで連れていった。
「灯灯班長、前にリナシータに来た時も、こんな長旅だったんですか?」塘塘は疲れた様子で聞く。
「そうだよ!だから言ったでしょ?もっと鍛錬しなくちゃって。リナシータよりも大変な場所もいっぱいあるよ!」
「さっきまで班長もつらそうだったのに、どうしてそんな……」
「へへ、初めて澄霄さんと来た時、わたしも一緒だったの。足がふらついて、吐き気がすごかったから、もう二度と来ないって思ったんだ!」
扶磊は心から同意しているような表情を浮かべながら頷く。「あんな大きい揺れ、怖くて当然ですよ……」
二人は灯灯のチームに配属された新人だった。
ブブ物流は灯灯を班長に命じ、新人育成を任せた。灯灯は「班長」の響きを噛みしめる。「いよいよ自分も班長になるんだ。育ててもらった分、わたしも頑張らないと」しかし、自分のせいで新人が挫けてしまったらと思うと怖かった。
いつか、澄霄さんのようになりたい。
「灯灯班長、いつも澄霄さんの名前を口にしますけど、支店で一度も見かけないのはどうしてですか……?」と、塘塘は不思議そうに聞く。「澄霄さんは、辞めちゃったの」
「えっ……でも、前に言ってませんでしたか?澄霄さんは毎年優秀なナビゲーターとして評価されていたって。なのに……」扶磊は疑問を浮かべる。
灯灯は空を見上げる。ラグーナの空は、青く澄み渡っていた。
「……生活のため、かな」灯灯は昔を思い出しながら、二人に説明する。「生きてると、問題がいっぱいあるでしょ?ブブ物流は一年中、ソラリスをあちこち駆け回る。けど澄霄さんは、たぶん落ち着いた暮らしがしたかったんだと思うよ」
「灯灯さんは、家族に何か言われないんですか?」
「言われるよ、もちろん。でも、これは私の人生だから。各地に足を運んで、いろんなものを見て回るのが好きなんだ。それに、ソラリスの誰もが旅に出られるわけじゃない。だからこそ、わたしたちブブ物流がみんなを繋ぐの!澄霄さんから学んだこと、二人にもいっぱい教えるよ」
二人の新人は、少し考えるような仕草を見せた。
「生活も大事。旅に出る人もいれば、安定した暮らしがしたい人もいる。だから、その分わたしたちが「届けるまでが配送」を理念に、みんなを繋げばいいと思うんだ!」灯灯が立ち上がり腰を伸ばすと、キュキュは肩に乗った。優しくキュキュの頭を撫でた灯灯は、二人に声をかける。「10分くらい休んだら出発するよ。そうだ、ラグーナのトリプルアイスを食べにいこう。わたしがおごるよ!」
「食べたいです!」
「私も!」
ベッドに座りながら、灯灯は窓越しに海を眺めていた。波が船を沈める勢いで押し寄せてくる。
彼女はハムスターのぬいぐるみを抱きしめ、目を閉じながら船が無事に着くよう願う。
数日後、ウミネコの鳴き声とともに港が見えてきた。
いても立ってもいられず、灯灯はすぐに船を降りた。そして、同じく船酔いをしていた二人に声をかける。「塘塘、扶磊、大丈夫?」
若い二人は弱々しく頷く。灯灯は髪をかきあげながら、二人を近くのベンチまで連れていった。
「灯灯班長、前にリナシータに来た時も、こんな長旅だったんですか?」塘塘は疲れた様子で聞く。
「そうだよ!だから言ったでしょ?もっと鍛錬しなくちゃって。リナシータよりも大変な場所もいっぱいあるよ!」
「さっきまで班長もつらそうだったのに、どうしてそんな……」
「へへ、初めて澄霄さんと来た時、わたしも一緒だったの。足がふらついて、吐き気がすごかったから、もう二度と来ないって思ったんだ!」
扶磊は心から同意しているような表情を浮かべながら頷く。「あんな大きい揺れ、怖くて当然ですよ……」
二人は灯灯のチームに配属された新人だった。
ブブ物流は灯灯を班長に命じ、新人育成を任せた。灯灯は「班長」の響きを噛みしめる。「いよいよ自分も班長になるんだ。育ててもらった分、わたしも頑張らないと」しかし、自分のせいで新人が挫けてしまったらと思うと怖かった。
いつか、澄霄さんのようになりたい。
「灯灯班長、いつも澄霄さんの名前を口にしますけど、支店で一度も見かけないのはどうしてですか……?」と、塘塘は不思議そうに聞く。「澄霄さんは、辞めちゃったの」
「えっ……でも、前に言ってませんでしたか?澄霄さんは毎年優秀なナビゲーターとして評価されていたって。なのに……」扶磊は疑問を浮かべる。
灯灯は空を見上げる。ラグーナの空は、青く澄み渡っていた。
「……生活のため、かな」灯灯は昔を思い出しながら、二人に説明する。「生きてると、問題がいっぱいあるでしょ?ブブ物流は一年中、ソラリスをあちこち駆け回る。けど澄霄さんは、たぶん落ち着いた暮らしがしたかったんだと思うよ」
「灯灯さんは、家族に何か言われないんですか?」
「言われるよ、もちろん。でも、これは私の人生だから。各地に足を運んで、いろんなものを見て回るのが好きなんだ。それに、ソラリスの誰もが旅に出られるわけじゃない。だからこそ、わたしたちブブ物流がみんなを繋ぐの!澄霄さんから学んだこと、二人にもいっぱい教えるよ」
二人の新人は、少し考えるような仕草を見せた。
「生活も大事。旅に出る人もいれば、安定した暮らしがしたい人もいる。だから、その分わたしたちが「届けるまでが配送」を理念に、みんなを繋げばいいと思うんだ!」灯灯が立ち上がり腰を伸ばすと、キュキュは肩に乗った。優しくキュキュの頭を撫でた灯灯は、二人に声をかける。「10分くらい休んだら出発するよ。そうだ、ラグーナのトリプルアイスを食べにいこう。わたしがおごるよ!」
「食べたいです!」
「私も!」
旅の途中で
長庄が再び外と繋がるようになると、新しいインフラ設備が徐々に整ってきた。それでも灯灯は故郷に帰ると、変わらない懐かしさを感じる。
灯灯と同じように、外に憧れを持つ人はもう村にいない。残った人たちは、このような生活にすっかり慣れているからか、昔と変わらない暮らしが営まれている。日が沈む頃になると炊事の煙が立ち上り、虫たちが草むらで鳴き、家の中から料理をする音や笑い声が聞こえてくる。
灯灯が家に帰ると、両親は熱々の麺料理を作ってくれた。こってりしたスープに肉をたっぷり乗せ、香りの立つラー油を一匙加えて味を整えている。
顔を丼に突っ込む勢いで灯灯は麺を頬張る。汗をかきながら顔が真っ赤になっても、食べる手を止めなかった。
灯灯は水を飲んでから、もう一度スープを味わうと満足したように息をつく。
父はキセルを吹かしながら、「うちに戻って来るのも久しぶりだな……仕事で大変なことでもあったのか?」と心配そうに聞く。
「……うん。でも、もう解決したの!」灯灯は頬をかきながら、笑って言った。「助けてもらったんだ、今州の英雄に!すごい人なの!」
「うちの灯灯が、そんなすごい人と知り合いなんてね」と母が笑みを浮かべる。
「本当だよ!」と灯灯は身振り手振りをしながら続ける。「この前、仕事でちょっと大変なことがあったって言ったでしょ。あの時は落ち込んでたけど、今はもう全然大丈夫!実はね……」
翌日、日が昇りきる前に灯灯は家を出て、朝の村を見て回る。
ちょっとした変化はあるが、ここは間違いなく思い出の故郷だった。
あてもなく道を歩き丘を越えたところで、不意に肩を叩かれて灯灯は驚く。
「あっ……章ちゃん!」灯灯は目を大きく開き、幼い頃の友達を見つめる。
ぼーっとした様子の灯灯を心配して、章ちゃんは顔の前で手を左右に振った。「どうしたの?」
「えっと……ここ、知らない場所だなって」
「新しくなっただけだよ。ずっと工事してたけど、最近終わったんだ。ほら、前よりずっと歩きやすくなったでしょ?灯灯、昔はよくここで遊んだよね……って、忘れちゃった?」
灯灯は顔を上げて周囲を見渡す。昔と変わらない山の景色に、新しく白線のような道が奥まで続いている。
「今も長庄まで来る人は少ないけど……あれ、何だっけ?灯灯が入った……そうだ、ブブ物流の人たちがたまに来るよ」章ちゃんは、少し考えた様子でこう続ける。「ねえ、灯灯は色々なところに行ったんだよね?何か面白いことあった?実は、私も外に出てみたいと思って……」
もちろん、とばかりに灯灯は胸を叩いた。
そして、ナビゲーターの仕事をいくつか話してから、章ちゃんと解散する。また一人になってしまった。
灯灯は近くの石に腰をかけると、手で頭を支えながら空を見上げる。「やっぱり、前を向こう……そうすれば、きっと違う何かを見つけられる……自分も、人も変えられるはず」
気づけば、夜はすっかり明けていた。眠っていた山々も、金色の光に照らされて目を覚ます。
地平線から見慣れた形の配送車が、朝焼けに照らされながらゆっくりとこちらに向かってきていた。
灯灯と同じように、外に憧れを持つ人はもう村にいない。残った人たちは、このような生活にすっかり慣れているからか、昔と変わらない暮らしが営まれている。日が沈む頃になると炊事の煙が立ち上り、虫たちが草むらで鳴き、家の中から料理をする音や笑い声が聞こえてくる。
灯灯が家に帰ると、両親は熱々の麺料理を作ってくれた。こってりしたスープに肉をたっぷり乗せ、香りの立つラー油を一匙加えて味を整えている。
顔を丼に突っ込む勢いで灯灯は麺を頬張る。汗をかきながら顔が真っ赤になっても、食べる手を止めなかった。
灯灯は水を飲んでから、もう一度スープを味わうと満足したように息をつく。
父はキセルを吹かしながら、「うちに戻って来るのも久しぶりだな……仕事で大変なことでもあったのか?」と心配そうに聞く。
「……うん。でも、もう解決したの!」灯灯は頬をかきながら、笑って言った。「助けてもらったんだ、今州の英雄に!すごい人なの!」
「うちの灯灯が、そんなすごい人と知り合いなんてね」と母が笑みを浮かべる。
「本当だよ!」と灯灯は身振り手振りをしながら続ける。「この前、仕事でちょっと大変なことがあったって言ったでしょ。あの時は落ち込んでたけど、今はもう全然大丈夫!実はね……」
翌日、日が昇りきる前に灯灯は家を出て、朝の村を見て回る。
ちょっとした変化はあるが、ここは間違いなく思い出の故郷だった。
あてもなく道を歩き丘を越えたところで、不意に肩を叩かれて灯灯は驚く。
「あっ……章ちゃん!」灯灯は目を大きく開き、幼い頃の友達を見つめる。
ぼーっとした様子の灯灯を心配して、章ちゃんは顔の前で手を左右に振った。「どうしたの?」
「えっと……ここ、知らない場所だなって」
「新しくなっただけだよ。ずっと工事してたけど、最近終わったんだ。ほら、前よりずっと歩きやすくなったでしょ?灯灯、昔はよくここで遊んだよね……って、忘れちゃった?」
灯灯は顔を上げて周囲を見渡す。昔と変わらない山の景色に、新しく白線のような道が奥まで続いている。
「今も長庄まで来る人は少ないけど……あれ、何だっけ?灯灯が入った……そうだ、ブブ物流の人たちがたまに来るよ」章ちゃんは、少し考えた様子でこう続ける。「ねえ、灯灯は色々なところに行ったんだよね?何か面白いことあった?実は、私も外に出てみたいと思って……」
もちろん、とばかりに灯灯は胸を叩いた。
そして、ナビゲーターの仕事をいくつか話してから、章ちゃんと解散する。また一人になってしまった。
灯灯は近くの石に腰をかけると、手で頭を支えながら空を見上げる。「やっぱり、前を向こう……そうすれば、きっと違う何かを見つけられる……自分も、人も変えられるはず」
気づけば、夜はすっかり明けていた。眠っていた山々も、金色の光に照らされて目を覚ます。
地平線から見慣れた形の配送車が、朝焼けに照らされながらゆっくりとこちらに向かってきていた。
灯灯 のボイスライン
心の声・その一
わたしは、ずっと前からあなたのこと知ってるよ!なんで知ってるのかって?それはもちろん、ブブ物流が誇る数々の営業所や支店のおかげだよ。よく配達員同士で情報交換したりするから、情報の流通も速いんだ~。今、あなたは今州でいっちばんホットで熱い話題なんだよ!
心の声・その二
このデバイスの通知音、わたしが自作したんだ。ブブ物流の宣伝にもなるし……何より聞いたらすぐわかる!同僚からもけっこう評判いいんだよね。
心の声・その三
キュキュはわたしのぬいぐるみ。ほら、抱っこしてみて——可愛いでしょ?この子を作ったのはブブ物流に入ったばかりの頃なんだ。あの頃は初めてだらけで、もしかしたらこの仕事で失敗するかもしれないって不安もあった。だから、わたしに勇気と自信を与えてくれる仲間として、この子を作ったんだ。
心の声・その四
マニキュア、けっこう剥がれてきちゃってるなあ……よし、今から塗り直しちゃおう!村を出たばかりの頃は、悪目立ちしなくて、すぐ周りに馴染める都会っ子になろうとしてたんだ。色んなコーデを試して……それで、人に笑われて……。でも、今はもう大丈夫。わたしはわたしらしくあればいいってわかったから。ところで、マニキュアは何色がいいと思う?教えて教えて~。
心の声・その五
村を出て外の世界に来てから、一つの場所に留まることってなくなったなあ。やっぱりバイクを走らせて感じる風が気持ちいいからかな。色んな場所に行って、色んな人と出会って、そして別れる……あなたもこういう経験してるんだよね?できれば、これからも自分の旅路を真っすぐ進み続けてほしいな。そうすれば、わたしたち、どこかでばったり巡り合えるかも。その時が来たら、一緒にその土地の美味しい料理を食べながら、あなたの新しい冒険譚をたっぷり聞かせてね!
好きなこと
道すがらの風景とか、出会った面白い人とか記録するために、いつも旅行手帳を持ち歩いてるんだ。文章にできなければ、絵を描いてみたりなんかもしてるよ。ただ、そうやって色々と記録してるせいか、ブブ物流に入ってから、何冊使い切ったかわかんないんだよね……
悩み
時間が足りないことかな。配達、新ルートの開拓、友達とのお喋り、手帳への書き込み……わたしがもう何人か必要だ……
好きな食べ物
好きな食べ物?それはもちろん、米粉一択!唐辛子とお酢とネギを入れたら……もう最高!今度越州に行った時、ご馳走するね!
嫌いな食べ物
もう料理の名前も思い出したくないんだけど……配達の時、ご当地グルメだっておすすめされて頼んだ寛粉。黄金色に輝く魚スープに食欲を唆る緑野菜……見た目はすごく美味しそうだったのに、食べた瞬間……苦くて苦くて、全く食べれなかった!
夢
やることがまだまだ山積みだ!村と外を繋ぐ道路は造れたけど、まだインフラは整いきってない。あと、うちのチームに昇進したい人とか、昇給して家への仕送りを増やしたい人、それに、色んな地域に出張して見聞を広めたい人……色んな人がいるから、一人一人に気を配らないと。えへへ、忙しいけど、みんなに必要とされているこの感じ……これだけでわたし、いくらでも頑張れちゃう!
伝えたいこと・その一
髪につけてるこれ?ブブ物流の社員証だよ。忙しい時なんか、鞄からいちいち取り出すのも面倒だし、髪についてた方が手っ取り早いかなって!こうしてれば、同僚たちもわたしがいるって一目で気づいてくれるしね。どう、便利でしょ?
伝えたいこと・その二
あの日、わたしは独りで村を離れ、山を越え、村の大人たちも行ったことのない見知らぬ荒野に辿り着いた。冷え切った空気が露になって、わたしの頬を濡らした。その時、わたしは不意に残像に襲われたんだ……なんとか倒せたけど、結局わたしは力尽きてその場で意識を失くしちゃった。そんなわたしを助けてくれたのがブブ物流。わたしが目を開けた時、隊員たちの光が差し込んできたんだ。暗闇を貫いて。
鑑心について
配達先を探す時、いつも簡単に見つけられるわけじゃないんだ。だから、仕方なく野外で休憩することがあるんだけど……鑑心さんが遠くの崖の岩の上で寝てるのを見たことがあるんだ。まるで、ふわふわと岩の上を漂う雲みたいだった……
熾霞について
馬小……あっ!じゃなくて熾霞さんね!コホン、熾霞巡尉の荷物は食べ物が多いんだ。それと、ヒーローショーのグッズなんかも多いかも。この前荷物を受け取った時の熾霞さん、嬉しそうだったな。すっごい笑顔でぴょんぴょん跳ね回ってたんだよ!
釉瑚について
釉瑚ちゃんが荷物を送る時は毎回必ず保険を掛けるんだよね。きっとすごく高いんだろうな……わたしは骨董品についてあんまり詳しくないけど、釉瑚ちゃんのあの顔つきを見るに、やっぱりよっぽど大事なものってことなんだろうね。
白芷について
白芷さんの荷物はいっつも重い!大体は本なんだけど、量が多すぎるよ。それに、新しい実験材料みたいな何かが混じってることもあるし……
折枝について
折枝さんとはあんまり直接会ったことないんだよね。何でも、夜型人間だから、いつも夜に働いて昼に寝るような生活をしてるんだって。そのせいか、折枝さんに配達する絵の具とか紙は、いつも置き配指定になってるね。
誕生日祝い
攀花食堂の女将さんに今日一日台所を貸してもらう約束をしたよ。誕生日を祝う時は卵を2つ入れたアツアツの「長寿麺」を食べるのがわたしの村の風習なんだ。あ、それと最初の一口目は麺を噛み切らずに、一気に吸い上げてね!えへへ……誕生日おめでとう!これからもあなたの旅路が明るいものになりますように。
余暇・その一
もうこんな時間なのに、まだ来ないの?……はぁー……
余暇・その二
台詞なし
余暇・その三
こら、キュキュ!手紙返して——
自己紹介
わたしの名前は……てってれ——灯灯です!配達のご依頼ですか?ブブ物流のナビゲーターとして、安全かつ迅速にお届けするね!
最初の音
もう大丈夫、この光であなたを守ってあげる!
チームに編入・その一
お届け物です!
チームに編入・その二
新たな景色を求めて~
チームに編入・その三
わたしが道を照らしてあげる。
突破・その一
尻尾の明かりが強くなったような……
突破・その二
新しいルートを開拓するには、トレーニングが必要不可欠!
突破・その三
すごいすごい!言われたとおりにやってみたら、キュキュがもっと素早くなったよ!
突破・その四
村ではよく「太陽ちゃん」って呼ばれてたけど、やっぱり「灯灯」の方いいな。太陽はいつか山の向こうに沈んじゃうけど、「灯り」なら夜だって照らせるからね!
突破・その五
今のわたし、ナビゲーターとしてけっこう優秀なのでは……?ううん、調子に乗っちゃダメ!まだまだ道は長いんだし、もっと頑張らないと!わたしは、これからも胸を張って歩き続けるよ!
共鳴解放・1
キュキュ、悪者をやっつけて!
共鳴解放・2
キュキュ、荷物を守って!
共鳴解放・3
キュキュ、道を拓いて!
変奏スキル
一緒に行こう!
ダメージ・1
キュキュ、気を付けて!
ダメージ・2
荷物が……!
重傷・1
遅れるわけには……!
重傷・2
配送ボックスが……!
重傷・3
キュキュ、逃げて……
戦闘不能・1
道間違えちゃったかも……
戦闘不能・2
光が、暗く……
音骸スキル・召喚
すごーい!
音骸スキル・変身
わたしの出番!
敵に遭遇
キュキュ、仕事だよ!
滑空
わあ~いい景色!
スキャン
見ぃつけたっ!
補給獲得・1
わ~お!これ、なかなかいいね!
補給獲得・2
ついてるね!
補給獲得・3
キュキュ、これ見て!